ロバみみ

王様の耳はロバの耳(・∀・)ノ

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タランテラ!現時点での感想

オギー作品はこっぱずかしいという話と、
コムロマンセー話。


オギー作品で共通して繰り返されるのは、
「死」や「別れ」の痛み、そして「水」のイメージ=「母胎回帰」。

そーゆー、デカダンチックなものに強く惹かれたり、
憧れたりする時期というのが、人間、考える時間がいっぱいあって
「社会」というものをまだあまり知らない年齢のころにはままある。

しかし、「社会」に出て自分を殺して働いたり、
子どもを育てたり、旅をしたりして、
様々な人や物事を知ることにより「自分の世界」が広がると、
そーゆーなんの得にもならん傾向からは、
そーゆーのが飯の種になる芸術家や文学者、
もしくはそもそも「社会」から逸脱している人(笑)などは除いて遠ざかり、
やがては青春の甘酸っぱい記憶になったりするわけです。

わんさんも、もういい加減年なもんで、
オギー作品を見ると己が過去を見せ付けられるようで、
無性に恥ずかしいという感覚に、頻繁に襲われます。


で、『タランテラ!』なわけなんですが、
6月下旬に発表された作品解説を読んだときには、
以下のように思いますた。

熱く甘ったるい狂乱の渦──。
取り付かれたように踊る群衆──。
原始的な意味での“カーニヴァル(=カニバリズム)”をも
連想させる解説ですなぁー。
知的で悪趣味で、好みではあります(笑)。

生きるために相手を誘い、食う、死と裏返しの生、
そんなんが今のコムロさんにこそ似合うと思うが、
まさかタカラヅカですからそこまでは。
あっはー(・∀・)ノ

とかって書いてて(→この辺)、まさに的中ー(・∀・)ノ

なんかな、わかるんだお。
昔のオレが考えそうなことなんだお(恥)。

でも、「まさかタカラヅカで」やっちゃたでつね(・∀・)ノ

・メメント・モリ
・パイドパイパー
・ナチスの軍服
・ジプシー
・無邪気な残酷さ
・蜘蛛と蝶
・力尽き母なる海に抱かれる男


うっひゃーーーー!!
むっちゃくちゃ恥ずかしー言葉の羅列!!!(羞恥プレイ)
穴があったら入れてえーーー!!入りてーーー!!!

こーゆー感覚がわかるジジババ方って、わんさんだけじゃなくて
他にもたくさんいらっさると思うんですけど(;´∀`)
太田先生とか、草野先生とか、小池センセイとかwww


まさに、退廃好きの子どものおもちゃ箱のような作品なわけですが、
でもって、一方、そーゆー作品に最後がぶち当たった
朝海ひかるさんです。

ただでさえ精神的にも肉体的にもハードな退団公演で、
出ずっぱりの踊りっぱなしで、
しまいにゃフィナーレの耐久ダンスマラソン。

現実的な話として、やつれまくってます
痩せ細っています
ホルバイン描く『死の舞踏』を地で行っちゃってます。

しかし、初日開けてすぐの頃こそ疲労の色が濃く、
このまま千秋楽まで持つのだろうかと心底心配だったのですが、
なんか知らんけど、日程が進むにつれて
ドンドンドンドン生き生きとして、キラキラしてきてるんすよ!!
あの運動量で、あの公演数で、一体なんだよ、あの化け物!!!

それがね、よくある退団者オーラで透けるように白い光を
放っているっていうんじゃないの。
肉体を削って、真っ赤な命の炎を燃え上がらせている、そんな感じ。
流れる汗を拭く間もなく、どろどろに溶けたドーランの下の素肌が
濡れて光って見え、描いたもみ上げも半分消えているその姿が、
もうすでに尊い域にまできています。

すげーよ。
「即身仏」だお(違)。

それにつられるかのように組子たちの勢いも上がってきて、
出演者が一丸となって舞台を盛り上げています。
そこから伝わる熱気は、まさに「生」そのもの。

来た……。
来たね……。
「死」転じて「生」と成す。
(そんなことわざありません)

“アルバ”に続いて、朝海ひかるがオギー作品を食っちゃいましたな。
(“アルバ”食ったと思った話 →この辺とかこの辺)


もーね、ホントマジ感動的だから。
特に、ダンスマラソン。

あれ、ひでーよな。
あんだけ肉体を酷使させられて、
マチソワ2回がいっぱあって、日程が1ヶ月以上の公演なんて、
普通のカンパニーだったらありえないっすよね!?

でもすごいの。
ホントすごいの。

黒いセットの向こうから、コムロさんが静かに踊り出で、
ベースのひしゃげたような奇妙なメロディにのってのソロ。
まーちゃんがせり上がり、デュエットダンス。
ちかりんが加わって、3人の洒落た大人のダンス。
まーちゃんが引っ込んで、ソフト帽の娘役軍団を率いての、野郎系ダンス。
そして最後は、電飾のきらびやかな大階段から
白い衣裳の組子たちが次々と降りてきて、
にぎやかな大勢でのコーラスとダンス──。

ひとりぼっちだったコムロさんが、
最後には雪組の仲間たちに囲まれ踊る……。

コムロさんって、お披露目の頃は本当にどーしょもなかったのが、
雪組の仲間に支えられ、苦楽を共にし、舞台を作り上げてきた結果、
自力でトップという地位に辿り着いた人だと思うんですけど、
まさにこのダンスマラソンの場面だけで、
計画的なんだか偶然なんだかわからんけど、
その歴史を見事に描いちゃってるんじゃないかと。

いやらしいけど普通にうまいYO!
オギーーーー!!!

途中、群舞から離れてひとりで下手銀橋に出て、
仲間たちの踊りを見守るというクサイ演出もありますが(いやん)、
もー、ここで踊ってるコムロさん、最高にいい顔してる。

ちなみに、銀橋から仲間たちを見ているときの気持ちはと
いう質問に対して、ファンがこぞったお茶会の席では、
「早く舞台に戻って踊りたいなって思ってます」
なんてそっけなく答えてましたけど、
ナウオンかなんかでの身内からの同じ質問では、
「気持ちを入れると泣きそうになるのでほどほどにしてる」
とかなんとか、胸のうちを明かしてましたおね。

もー、この期に及んで、のりこったら、のりこ♪


なわけで、作品を食ったコム蜘蛛が
汗だくで即身仏で輝いてる『タランテラ!』は、
トップ退団作品というよりも、
「朝海ひかるはこんなすごいトップになったんだよ」という
真のお披露目作品のような気がしる今日この頃。
(朝海ひかる補完計画?)

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  1. 2006/10/17(火) 23:39:43|
  2. | トラックバック:0
  3. | コメント:2

コメント

今日は休演日、ありがたや~
ちゃんと休養できますように
  1. 2006/10/18(水) 00:33:12 |
  2. URL |
  3. なな #t50BOgd.
  4. [ 編集]

前半は意味がわからなかったのですが、笑い
後半よ読みながら本当に同意見、、
コムちゃんは本当に好きだけど,ほめまくりの掲示板にも行けないかんじ。この公演だけは。
  1. 2006/10/18(水) 11:16:45 |
  2. URL |
  3. まゆみ #-
  4. [ 編集]

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